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執筆者の写真Ricardo Tommy

身体構成とその関係性

血液の身体構造上の関係性を、三体的に考えてみると非常に面白くよくできた関係性が浮かび上がってきます。

まず血液とは大雑把に言えば、 生成場所:骨髄 構成要素:赤血球、白血球、血小板 赤血球:各臓器の活動を支えるべく酸素を送り届ける 白血球:免疫機能により一個体の新陳代謝系を維持 血小板:一個体の新陳代謝系の境界面維持として機能 となっています。

身体全体を三体的に以下のように捉えるとします。 骨格系:身体空間を形つくるもの 筋肉系:空間内で時間的運動を展開するもの 内臓系:外部存在を内部に取り込むもの 神経系:全器官センシングと制御と統合による意識基盤提供 この中で血液系は、身体空間を展開する骨格系から発生し、身体時間を展開する筋肉系・内臓系の活動を支える関係性にいると見ることができます。 身体空間から身体時間への仲介役とも言えます。 またこの三つ巴を神経系が統合することで、意識の基盤を提供しているとも言えます。   (空間)骨格系→ 血液系 →(時間)筋肉系・内臓系 人間は新生児の段階では、すべての骨の中(骨髄)で血液を作って いるらしいですが、それが発達の過程で、成人段階では胸の胸骨と腰の腸骨が主な造血場所となることも、発達(身体空間と時間の形成)を重視した段階と、安定活動(による意識醸成)を重視した段階における役割の変化の現れなのかもしれません。







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