ABOUT THE TRiADRoNE:
自分と自分を取り巻く世界は、意識と身体と空間(環世界)で構成されていると考えた「意識と身体と空間の三体仮説」はそのまま意識と身体と空間の「三位一体」の仮説でもある。
主観性がその舞台としている環世界も身体の構成との関係性抜きでは語れず、常にそこには「前」が基幹として鎮座している。
身体自体が「前」を抜きには存在し得ず、(身体/時間と空間)の発生と共に、(時間と空間/身体)がこの次元に(侵入/顕在)した。
これらは「こちら」と「前」の間に発生した(ミクロ/マクロ)な現象で、客体化する場の構成力、先達の視座が裏支えしている。
身体と環世界は表裏一体で、それを基盤に自我世界/自我意識が構成されていく。
世界は私そのものでもあるが、世界は私から遥か彼方の私ではないものでもある。他者は私の射影でもあるが、他者は私以外のものでもある。
常に起点は「前」にあり、主体性も客体性も「前」抜きには語れない。
「前」は構造であり関係性であり結びであり原因であり結果でもある。
我々は「前」に生き「前」に進み「前」に還る「前」である。
意識と身体と空間の三位一体仮説【三体論】とは、 客観的視点で塗り尽くされた世界観とは全く逆に、前を基軸とした主観から世界を捉え直した時に、実は空間と身体は意識を挟んでダイナミックに関係しあう構造だということを見い出そうとする視点です。
意識発達と自己にとっての世界の在り方の変化、そして身体の発育も重要な関連性を持っていて、生物進化の過程も絡めて意識も身体も客観的時間とは違う生命時間を生きていることも見えてきます。
意識の指向性、環世界、鏡像、発達心理、胎児から幼児の身体発達、進化の生命形態、無意識としての世界、記憶としての身体、など。 意識と身体と空間がダイナミックに関係し合う構造観は、あらたな世界観、人間観、そしてあらたな精神のカタチを見出します。
Recursive 再帰的、自己と世界は入れ子の合わせ鏡の様で、意識は行ったり来たり。 Triformology(造語) 、三体とは意識と身体と空間、自己と物/空間と他者、自己と地球と宇宙、自己と身体と素粒子、地球と月と太陽、などなど。
ABOUT RICARDO TOMMY:
普通の会社員。
中学生で宗教に疑問を持ち、学生時代に神智学、人智学に興味を持つと同時にニューサイエンスブームにはまる。
社会人になってからニューソート系列の思想(引き寄せなど)やチャネリング系の書籍を読むも腹落ちせず模索を続ける。雑誌WIRED日本版(初期版)は全号購入するほど好きで影響された。
落ち込んでた時期に神との対話全巻に癒されるものの、落ち着くと同時に離れる。
子供の出生直後に、Noosologyと出会い、衝撃を受ける。
Noosology専用SNS「Noosology Lodge」を立ち上げるが、現在はRaimu氏に運営を譲渡。
東京NOOS倶楽部というNoosology初心者向け勉強会を開催しながら、子供の成長を見守る傍らで身体発達、自我形成、環世界発達の関係性にNoosologyの構造を見出した意識と身体と空間の三体仮説を考察し、初期レクチャーも展開した(現在は休眠中)。