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執筆者の写真Ricardo Tommy

ワタシの眼差し

純粋主観から世界を捉え直した時、ワタシは世界に包まれているのではなく世界と対峙している。そしてよくみると世界なしではワタシはあり得ないので対峙ではなく世界がワタシである事がわかる。但し事象がストレートに意識を反映していないのは、ワタシが世界から137億光年も離れてしまったから。

ワタシが世界から遠く離れてしまったのは悲劇でも何でもなく、むしろ137億光年の間に宇宙や地球を形成し生命を育み進化して人間と成ったからこそ大宇宙大自然に包まれアナタに出会い愛を育むことが出来た。この距離こそが愛でありワタシ自身である。ワタシは私に芽生えた新しい芽(目)である。

ワタシとは世界と身体に芽生えた芽(目)であるが、世界と身体はワタシの眼差しによって存在し、よってワタシの眼差しはその始めから世界と身体を串刺しているのに、私になったワタシの芽(目)は眼となって光の中に世界を見ることとなった。

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