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執筆者の写真Ricardo Tommy

ヒューマン・ペンターブ

自分の中でモヤっとしていた人間の展開構造が整理された感があったので、まとめてみました。表はまだ書きかけだけど。

大前提にあるのは、身体は空間と切り離されたものではなく、空間(環世界)構造と身体構造は密接に相対しているということ。また自我に至る意識は空間と身体の関係性の狭間に生まれているということ。その自己相対構造を支えているのが、関係性の向こう側(ヌースでいう無限遠点の向こう側)から射し込む他者の視線。

ここでの整理の便宜上「カンブリア紀以前の生物から人間へと至り、人間において受精卵から発生、出生を経て発達、成長し、死に至るまで」の構造をヒトと呼ぶこととする。

身体のカタチと環世界として表された空間のカタチを合わせて自己のカタチであり、自我の私はワタシの内部を見ており、それを裏返しで見て、広大な空間だと感じているということ。目の前の空間構造こそが失われた半身であり、身体のカタチと空間のカタチを合わせて精神の球体構造体であり、これらをワタシと他者の視線の交差が為していること。

こうしたことを大前提において、今回の整理を説明すると、ヒトの「進化/発生/発達/成長」はペンターブシステム的構造を示しているのではないかという推測される。

それぞれの発達/発展の領域で4段階の展開があり、1〜4段階目までの総体がつぎの1段階目に凝縮構造されているといったまさにペンターブシステム的な発展、凝縮、発展、を旋回的に繰り返しているのではないか、ということ。

そしてこれらの展開の構造が、意識の各段階の性質を表しているのではないか、ということ。




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