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執筆者の写真Ricardo Tommy

(呟き)

世界が光をもってもたらされる様に、人間の意識は対象があって成される。 そして人間の愛は対象があって生まれる。 人間の愛は存在に沿っているとも言える。 人間の愛はその後様々な形へと発展したが、その基盤は存在の受容にある。

自我とは他我(他者の自我)の射影の累積体だ。 そしてそれを個我(個別に存在する自我)として認識しようとする。 自我とは多面的なのではなくて多面体なのだ。 しかも全て違う他我の射影としての面で成り立っている。 そういう意味では個我として認識される自我とはそれらの形骸とも言える。 自我を多面体としてではなく、多面的な個我として見ることが、自己と他者に出会いをもたらし、人間関係が成り立つ場が提供されてくる。

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